1921年以来、ゲランのフレグランスを象徴するのが、唯一無二の香り〈ゲルリナーデ〉です。バニラ、ベルガモット、トンカビーン、アイリス、ローズ、ジャスミンというゲランが愛してやまない6つの天然香料の総称です。

高品質、サステナビリティ、優れたサプライチェーンの３点を有するサプライヤーとの、長期的なパートナーシップを維持しています。〈ゲルリナーデ〉の原料の調達には厳重な注意が払われています

フランス・オルファンにあるゲランのフレグランス工房では、ゲランが「ダム ドゥ ターブル（テーブルのマダム）」と呼ぶ専門の職人たちが、フレグランスボトル装飾のサヴォアフェールを代々受け継いでいます。この稀少で緻密な技をマスターしているのは、たった6人です。

エクセプショナルピースは、ゲランが代々大切にしているコレクションの一つです。
ゲランは芸術家にコラボレーションを依頼することで、フレグランスに命を吹き込んできました。

若き才能・コンテンポラリーアートの巨匠・サステナビリティを重視するアーティスト…数々の芸術家たちがゲランのフレグランスを芸術の域にまで高めてきました。

初代調香師ピエール フランソワ・パスカル・ゲランが、皇帝ナポレオン三世の皇后ユージェニー妃に献上したフレグランス。シンプルな魅力を放つフローラルブーケのようなゲラン初のコロンは、洗練を示すシンボルとなりました。このとき使われたボトルこそ、皇帝の紋章であり、ゲランのシンボルでもある蜂があしらわれた、ゲランが誇る”ビーボトル”です。

フレグランス史上初の、合成香料と天然素材を組み合わせた〈ジッキー〉。斬新なフゼアのアコードが特徴の香りです。そこには、バニリンとクマリンという、当時発見されたばかりの2つの芳香成分が組み合わされています。〈ジッキー〉は、モダン パフューマリーへの道を切り拓いた画期的なフレグランスです。当時としてはセンセーショナルなユニセックスの香り。

永遠のラブストーリーを物語る、初のアンバーフレグランス。このフレグランスを創作するために、3代目調香師ジャック・ゲランは、〈ジッキー〉にバニラのボトルを注ぎ込みました。その結果、見事この香りが姿を現したと言われています。その足の付いたボトルは当時”偉業”と目されるほど技術的に優れたもので、キャップはまたもやフレグランス史上初となるカラーのストッパーです。

騎手のジャケットや、4代目調香師ジャン・ポール・ゲランがこよなく愛した馬術の世界が映し出された〈アビルージュ〉。フレグランス史上初の男性向けアンバーフレグランスであり、1960年代のフレグランス界に彗星のごとく登場したこの香りは、〈シャリマー〉にゲランを象徴する成分であるバニラを組み合わせることで誕生しました。

4代目調香師ジャン・ポール・ゲランが妻に捧げた、最も美しい愛の告白。彼は、ジャスミンとサンダルウッドにイランイランを組み合わせ、インドの寺院の香り高い室内を彷彿とさせる独創的なコンポジションを生み出します。それによって、「女性はゲランを纏って生まれ変わる」と言われるようになります。

2009年にデルフィーヌ・ジェルクとティエリー・ワッサーが創作した〈ラ プティット ローブ ノワール〉は、革命的な香り。愛・ローズ・ゲラン・パリを巡る物語を読み進めていくかのように、時間と共に変化する香りは、まさにゲランのレジェンダリー フレグランスとしての最新作にふさわしい逸品です。